SONY TAE-5450 プリアンプを買いました～(笑)　さて修理するか～

SONY TAE-5450。
\89,800（1975年頃）のプリアンプです。
同じ時期にはSONY TAE-8450\285,000（1975年頃）と言うのもありましたが、その下位モデルになるのでしょうか。


40年前のプリアンプですから、まともには動きません。
音が出ないジャンク品と言う事でしたので買ってみました。
まープリなら派手に壊れないだろうと言う事で気軽に購入(笑)
音が出ないから当然安い訳です。


まずはAUXに入力して音が出るか試してみます。

ヘッドフォンで確認しますが音は出てきません。
スイッチを動かすと「バリ」「ボツ」と音が出るので・・・・・ヘッドフォンから音は出る。
ソースを鳴らしたままでVRを上げる。
微かに音が聴こえる(笑)

セレクターを高速上下～

その結果・・・・

音が出るようになりました～(爆)
意外に繊細な音でしたので期待できそうです。






音が出ると判ったので上蓋を開けてみました。

日本製品らしい配線の束ね方です。
ねじれる事なく綺麗に纏めてあります。
ここを見るだけでも手抜きして作ったアンプではないと判ります。
この配線は凄い手間ですよ。








スイッチの接触不良があるのでセレクター類を分解・清掃します。
ついでに手持ちのオーディオ用コンデンサに載せ替えしましょうか。










フロントパネルは中性洗剤で水洗いです。
ツマミ類は汚れていますのでドボーンと浸け置きしました。









セレクター。
金属部分に吹きかけたばかりと思える量の接点復活剤が付いていました・・・
余計な作業が増えましたが、腐食されると嫌なので、綺麗に清掃します。









セレクターは真っ黒でしたので、綺麗に清掃します。

思ったよりも時間が掛かります。
先が長そうです～