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Channel: うにとジムランといきものたちとの日々~(笑)
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YAMAHA C-2を修理してみた~ 長い間放置していましたが、こんな良い物を修理しないなんて勿体ない

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イメージ 1
綺麗に清掃しまして、極上クラスの外観になっています。

他の機種の修理があったので整備を延期していました。
ずーーーーーと作業場に置いたままどの位の時間が経ったのだろう。

と、言うのもこのプリアンプの問題点は出力端子にあります。
前の試聴時に「ボっ」と大音量のポップ音が発生して危うくGAUSSを飛ばすところでした。
それからは取り外して作業出来るのを待つ日々が続いていました。





イメージ 2

早速分解します。
今回はRCA端子が問題なので、予め部品を購入してありますが、ハンダクラックで接触不良と言う事も考えられますので、分解して原因を探ってみます。



イメージ 3
ここが問題の出力端子の裏側になります。
この機種はRCA端子を基板で受け、そこからコネクターで他の基板に接続しています。
問題になる容疑ブツは、基板2枚のハンダクラックとコネクター接触不良とRAC端子の消耗か接触不良になります。




イメージ 4
C-2は2台目の修理になりますが、1台目に最初から配線されてなく苦労したGNDラインがちゃんと付いています。
(リヤの端子台から基板への配線です。)




イメージ 5
基板を見てもハンダクラックがありません。



イメージ 6
一式を取り外しました。




イメージ 7
端子台を裏から観察してもハンダクラックはありません。



イメージ 8
ここが問題のOUTPUT端子裏。



イメージ 9
OUTPUT端子を取り外してみました。




イメージ 10
RCA端子オスを使いテスターを充ててみると・・・・・


導通。


少し揺らすと、導通が途切れますから、問題はこの間にあります。
コネクター接触不良とハンダクラックの可能性はなくなりました。




イメージ 11
分解して観察してみると、グランド側はカシメてある様子。
ここに隙間があると接所不良を起こす構造になっています。

よーーーーく見るとハンダが乗っているのが見えます(笑)




イメージ 12
念のため、接触不良がない他の端子もハンダ付けしていきます。
これで問題解決です!

折角なので、基板を確認します。
ハンダクラックはありませんでしたが、怪しいところは幾つかありましたので、念のため全ての再ハンダを行いました。

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