YAMAHA　CA-2000修理続き～(笑)　EQ壊しました（自爆）

4つ並んでいるコンデンサ・・・・2個が逆接です。
昨日のセレクター分解作業の後に気がつきました・・・

フォノ入力の右CHが出なくなりました・・・




コンデンサの頭は膨らみ、100μFが70μFへ減量していました。
長時間通電テストをしちゃっていましたから、故障範囲が広がっていなければよいのですが。




余計な作業が増えました<(_ _)>

まずは手持ちのコンデンサ在庫を探します。



コンデンサ入れ替えましたが動かない～

何処か壊しちゃいましたね。

AUX等、他の入力は生きていますので、フォノ以外は動く状態です。






しかし何処が壊れたんだか・・・・・
カスタムICならアウトだな。


2個あるので、取り外して混ざると判らなくなるので、目印を付けておきます。

取り外します。


・・・・・




・・・・・・・目印は必要ありませんでした。




割れた個所を見ると、ハンダ付け出来そうです！
外れた足をハンダ付けしてみます。


MCヘッドアンプ用のカスタムICの破損ですね・・・・・
これを入れ替えても右CHからは音が出ません。

・・・・と言うか、壊れた物を正常な左CHの方に入れても音が出ている(爆)

割れても動作しているじゃん～(爆)

ただのカスタムICのケース劣化みたいでした。
ちょっと安心。
この基板も接点復活剤まみれでしたので、それが影響して割れたのかもしれませんね～



原因は他にある様です。


ここからが大変な作業でした。
原因を追及する為にフォノのパターンを追い全ての電子部品と配線を確認して行きました。




検査して最終的に残ったのがこれです。

赤丸内のネジ。

EQ基板上に付いているセレクターを固定するパネルの止めネジです。
これがグランドライン上にネジが止まる様になっているのですが、隣の右CHパターンにネジが乗っています。
ネジを外した時に、レジストが剥がれてグランドと右CHがショート。

これが右CHの音が出ない理由でした。
ネジの下にワッシャーを1枚入れ、ネジがショートしない様にして解決しました。


面倒な追加作業になってしまいましたが、これがなかったらコンデンサの誤取付には気が付かなかったかもしれませんから、結果的に良しとします(笑)