修理依頼でお預かりしているMarantz7T。
RCA端子が緩い為、交換を依頼されました。
リヤパネルのプリアウト 4ヶ。
それと良く判らないセンター出力?2ヶ(使用しない端子だからそのままでも良い気がします。)
それとテープ等の出力等6か所。
ここは10φの穴が開いているので、元から付いている端子のカシメを外して市販のRCA端子をそのまま交換できます。
市販品の外形サイズは約15φ程です。
コネクターピッチがある為、問題ありません。
これが使えそうです。
安心の日本メーカー。生産国は判りませんが・・・
次の問題。
赤○内のRCAコネクターは16か所程ありますが、これはピッチが狭く12mm間隔で並んでいます。
(穴を流用して取り付け出来る単品RCA端子は外形15φなのです。)
一般的な市販品は接触してしまいます。
穴をそのまま流用する事は難しい様子。
裏から見ます。
1枚の金属製プレートに16個のRCAコネクターが付いています。
1プレートに8個の端子が付いた市販品があるのですが、端子間のピッチが異なり使えませんでした。
これの8端子品はピッチが合わなくて無理でした。
また単品RCA端子市販品は取り付け穴9.5φです。
これ以外ですと取り付け穴径が8φ、6φがありました。
大きな穴のところに径の小さい物を使用すると、中心に取り付けが出来なくて美しく仕上げられません。
アルミ板を使い、RCA端子16個が付いた物を製作して取り付ける事になりそうです。
それと・・・この芯線剥き出しの配線。
針がねの様なものですから、下手に曲げられません。
これを見る度に気が重い~(爆)
そう言えば・・・
Marantz7のケースって、リヤパネルだけを取り外せない構造でした。
確かL字型の板金を2つに分割する構造。
トランスなどは横の板についていて、基板類はリヤ側に付いている・・・
修理業者2社が部品交換を断る理由が良く判りました。
まずは分解方法を考える事。作れるのだから綺麗に分割・修理が出来る筈。
次に部品調達して、端子台のベース板の製作をしないといけない様です。
明日は秋葉で部品探しの予定です。